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【国際プロレスに関するアッサンブラージュ店主のブログ】
◉「ジ・エンフォーサーやらスティーヴ・オルソノスキーとかの話」
私は福岡に住んでいたため、
末期国際プロレスはテレビ放映がありませんでした。
「別冊ゴング」や「月刊プロレス」に掲載される国際の記事が凄く気になります。
マイク・ジョージの実力はどの程度なのか?
「ルー・テーズ杯争奪予選リーグ」を無傷で突破したホセ・アローヨとは何者か?
しかしながら、坂口征二に良いところ無しで破れたジ・エンフォーサーがエースが外人になるなんて、もう会社が厳しいのが子供でも分かります。ちなみにそのシリーズのポスターは、エンフォーサーの写真がとても大きく大プッシュされてました。新日、全日だと小さな囲み写真扱いになること間違いないです。
崩壊寸前のその年になぜか「まだ見ぬ強豪」と言われたスティーヴ・オルソノスキーとポール・エラーリングが来日したのにはビックリでした。
ただオルソノスキーのような若手の正統派とラッシャー木村がかみ合うはずもなく、なぜかオルソノスキーは全日本プロレスのリングにテリーを助けに乱入するとか、もう無茶苦茶でした。
北海道だったかジ・エンフォーサーの金網マッチがラスト試合で、「週刊ファイト」に寂しく記事が掲載されたのが印象的でした。
ジ・エンフォーサーは村松友視の一連のプロレス本で紹介されたエピソードが秀逸でした。試合中、片目を失い、復讐のために黒パッチを付け悪役になったらしいのですが、新日本と国際に出たときにはその目が逆だったとか。
謎のバニーガールをマネージャーに付けたり、「新日本では使用しなかった火炎攻撃を使用する」と警告したりと、正に末期の場末感極まる国際にピッタリのファンタジーなレスラーでした。