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【東宝特撮映画に関するアッサンブラージュ店主の過去ブログ】
◉「キングギドラの魅力」
まとめて買取した昭和の古い洋裁雑誌を整理していると、なんとも味わいのある色使いにいつも関心して見てしまいます。映画の世界でもテクニカラーが再評価されてるようです。
昭和30年代の古い東宝映画、ゴジラなどの怪獣映画なんか見事な色使いは特に素晴らしいです。私が好きな映画で「三大怪獣地球最大の決戦」てなものがありますが、これのキングギドラが登場するシーンは、この時代のよくぞこれだけのものをCGなしで作ったといつも感動しています。燃え盛る炎の中から登場した黄金のギドラが、青空を飛び回り、黄色い怪光線を発射する…金、赤、青、黄の原色がスクリーン狭しと派手に散りばめられながらも、この時代ならではのテクニカラーの地味さ加減で中和され、けっして下品になっていない。
◉「伊福部昭の魅力」
ゴジラや東宝特撮の5円引きブロマイドが入荷しました。小さなころ集めてましたが、独特の色使いがマニア心をくすぐります。伊福部昭のゴジラ映画のサントラ盤も入荷。現代音楽作曲家としても評価の高い伊福部ですが、何よりも単純でポップでかっこいいところが魅力的。民俗音楽的で(原始的な)テクノのような反復ビートをオーケストラ演奏で奏でる、世界的に見渡しても稀にみる音楽性で、現代に例えるなら平沢進、もっと最近ではシュポングル等のテクノやトランスを聞いてる中毒性があります。
好きなのは「空の大怪獣 ラドン追撃せよ」。この曲は空飛ぶラドンらしくスピード感があります。かなり速いBPMです。これだけ速い曲をオーケストラでスイングさせるのは並大抵ではないです。「宇宙大怪獣ドゴラ ドゴラの天敵」はピアノとヴァイオリンが不安と緊張を促す不気味なスピーディーな反復ビート。バルトークとXTCが合体したかのような大傑作です。
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