「中村とうよう」の古本・雑誌・CD・レコード・資料等買取について


▶1970年代以前に書かれたものや、単行本、「ミュージックマガジン」初期&増刊号、「レコード・コレクターズ」初期&増刊号、「ノイズ」等も買取致します!関連した「オーディオブック」「スープレコード」「MCAジェムズ・シリーズ」のCDやレコードも大歓迎です。とうよう氏プロデュースのCD、レコードも歓迎致します。

中村とうようも関わった60年代末から70年代初期の日本のロック関連の資料、レコード、ポスター等も買取ります。はっぴいえんど、遠藤賢司、URC、内田裕也周辺、フラワー・トラベリング・バンド等です。

▶買取年代~1960〜2000年代

【中村とうように関するアッサンブラージュ店主の過去ブログ】

中村とうようさんが自殺した。身内以外の死でこれほどショックを受けたことはない。とうようさんのセンスが大好きだった。紹介されたレコードは殆ど聞いて、ほぼ全ての文献を読んだ。「アッサンブラージュ」にて、レコード以外にも古本やポスターなどなんでも売ることに決めたのも「なんでもコレクター中村とうよう」の影響を受けてからのものだった。

様々な音楽や出来事に対し「とうようさんはどう思ってるのだろう?」といつも「とうようズトーク」を楽しみにしていた。ここ最近では、地震による福島原発の事故に対し、とうようさんの発言が凄く気になっていたが、意外にあっさりしたもので拍子抜けした。その後ちょこちょこと触れられていたが、今月の「トーク」で「人間の欲が自然の怒りを買ってしまったのでは」というようなニュアンスで、人間社会に対する半ば諦めのような文章が書かれており、今回の地震が自殺を後押ししてしまったのではないかとも思った。人類が滅びる前に、一足お先に「さようなら」、そう言ってるかのような自殺だった。

さて、今回のとうようさんの自殺に対し、「とうようさんはどう思っているのだろう?」と「とうようズトーク」を読むことも出来ない。しかし、自殺することはないだろう。ファンもいっぱいいるのから。

今月の「とうようズトーク」では7月末に、私の同郷の旅役者、玄海竜二に会われることが書かれていた。とうようさんは「玄海竜二の芸に大衆音楽の真髄を見た」と書かれていたが、泥臭くも底辺大衆の表現に徹した玄海竜二のように、最後の最後まで評論に徹し、泥臭くも生き続けて我々ファンを楽しませてほしかった。

ただ、ただ残念。合掌。

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