さて、古本専門のブログが開始となりました。
私、自分の興味のある分野を探しに新刊書店には頻繁に通っています。
文学等に関しては強くないですが、
得意分野の本に関しては沢山紹介していきたいと思っています。
まあ、気楽にいつも読んでる本を適当にピックアップすれば良いので、
楽しく書けそうです。
まずは最近寝る前に読んでる本。
「力道山の真実」大下英治
戦後から高度経済成長時代に
政治・経済界、スポーツ界、芸能界、
これらスケールの大きい文化のパイオニアたちを巻き込んで、
新しい文化を開拓していった力道山のバイタリティが溢れんばかり描かれ、
その一方で、大山倍達、木村政彦等の純粋な格闘家たちとは軋轢が生じ、
イデオロギーの違いが浮き彫りになる様など、
人間心理も如実に描かかれている。
格闘家と事業家の両面を合わせもつ力道山の魅力、
それはショーと格闘技の中間に立つ「プロレス」の魅力を最も理解できた人物であり、
まさに「プロレスのパイオニア」にふさわしい人物だった。
木村政彦の生涯を記した「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」。
作者の強い思い込められたは文章は、読者の熱い共感を獲てベストセラーとなったが、
大下英治氏の冷静にありのままを記述した文章は、木村本との温度差を感じる。
ビジネスのプロレスとアマチュアの柔道、
文体までもがこの二競技の違いを浮き彫りにしているのではなかろうか。
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