昭和プロレス・マニアをターゲットにした「Gスピリッツ」
今回の特集は「続・金曜夜8時の新日本プロレス」。
最近、ネタ切れというか同じレスラーへのインタビュー続く中、
今回は大トリ「坂口征二」登場。
さすがに今までの当時若手だった選手達とは発言の重みが違う。
様々な人間関係のもつれで、
温厚な坂口もジャイアント馬場とやりあう気持ちもあったようだし、
日本プロレス脱退の際は、猪木同様警察ガードの中逃げるように会場を脱出、
その後の挨拶では若の里に腸が煮え返える等、
やはり、温厚と言えど、そこは格闘家の血が騒いでいるようです。
あとは前田日明とのエピソードが面白い。
あの有名な旅館崩壊事件の時、前田をビール瓶で一撃したとか、
アキレス腱固めをかけられた時、
「こんなもの効くか」と簡単に立ち上がったりと、
柔道日本一になるに相応しい血気盛んな精神とプライドが読み取れます。
他にもアメリカ遠征で大型の坂口が睨むと客が震え上がったとか。
もちろん、プロレス界の契約を巡る人間関係やトラブルが大半で、
毎日気が落ち着くことがなかったのでは。
そこで鍛えられた精神力は並大抵のものではなく、
日本プロレス界の最大の貢献者であり大物だと、
このインタビューで改めて実感しました。
ただ「Gスピリッツ」、
大トリ坂口を出した後、いよいよ小粒に、
極度なマニア向けにならないかと心配です。
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