NHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」。
大正・昭和初期と豊かな創作料理の数々と明るいエピソードも、
だんだんと戦争の影が忍び寄り、料理を作るのも一苦労。
服装も地味になり、重苦しい空気が漂っています。
悠太郎の鉄筋コンクリートの地下鉄構想も消滅しましたが、
最近読んだ「戦前昭和の社会 1926-1945」によると、
戦前「同潤会アパート」なる鉄筋アパートが東京にあったことに驚きました。
エレベーターやロビーがあり、最先端な設備が備えられ、
都民の憧れだったとか。
以前、YouTubeで見た昭和初期のカラー映像も、
まるで近代ヨーロッパのようで、
40代の私にとって、戦前は貧しいイメージしかなかったのですが、
日本は著しく近代化が進んだモダンな国だったようです。
瞬く間に太平洋戦争突入と共に貧しく地味な生活となり、
近代文化はリセットされ、暗く悲しき世と相成りました。
「ごちそうさん」はその辺の戦前から戦中の文化・風俗の流れがよく描かれていると思います。
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