タモリ関連のムックが3冊程出ていたのでまとめ買い。
「タモリ: 芸能史上、永遠に謎の人物」
「タモリ読本」
「いいとも!論」
この時期に買うのも気恥ずかしいが、
タモリ周辺の山下洋輔フリー・ジャズ一派に疎い私はこれをきっかけにと思い購入。
タモリに関してはデビュー時の密室芸は知らない。
初めてまともに見たのはNHKの「テレビファソラシド」から。
この番組は洒落ていたので、好きだった。
「うわさのチャンネル」に出ていてたのは知ってはいたが、
こっちはインチキ臭いキワモののイメージ。
あまり良い印象はなし。
「笑っていいとも」も「笑ってる場合ですよ」に比べれると地味で、
すぐ打ち切りになると思っていたが、
田中康夫や山本コータロー、「おじさんは怒ってるんだぞ」
「来たかチョーさん待ってたドン」あたりから、
文化人、素人相手にすると面白くなり、一気にブレイク。
そのまま、いつの間にやら「お笑いBIG3」に。
と、特に際立った思い出はないけど、
関根のフィナーレでのスピーチが最もタモリらしさを表現していたと思う。
「SPEEDは12歳らしいいですよ。次はようちえん隊とか出てきそう」。
普通ならここで終りだが、タモリは違った。
「いやいや、そのうち赤ちゃん隊、さらには妊婦隊まで出てくるかもしれない」
「映像は超音波でお腹を撮るんだよ」
「ボキャブラ天国」や「トリビアの泉」が好きだったのを思い出し、
タモリの根本にある下らない視点がテレビバラエティの良心だったのだと気づいた。
仕切り屋でいて、サブカルチャー、こんなバランス感覚のあるタレントは他にいない。
ちなみに「タモリ倶楽部」は11時が就眠時間なので観たことはない。
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