久しぶりに昭和の「明星」「平凡」「近代映画」などアイドル雑誌と、
昭和の「CanCam」「ViVi」「JJ」などのファッション雑誌の宅配買取が東京からありました。
アイドルと言えど、馬鹿にできない名曲だらけです。
私が好きなドゥーワップやオールディーズも
ティーンエイジャーの恋のせつなさや喜びを歌った立派なアイドル歌謡なのです。
私がアイドルにハマったのは中学から高校時代のおニャン子クラブ。
毎晩、寝る前にウォークマンで聞いていました。
パンクやニューウェーヴでなかっのが良いのか悪いのか分かりませんが、
とにかく秋元康の作る楽曲にハマっていました。
一番好きだったのが「夏休みは終わらない」。
せつないアップテンポのマイナーな曲調で、
過ぎ去る夏休みの思い出を綴りながら、
一曲の中で、淡い恋愛の一コマを描ききり、
青春のせつなさを表現した見事なティーンエイジ・ポップス。
大名曲だと思います。
これにて秋元の作詞家としての能力を全篇的に信頼することになりました。
他にもアルバムの中の曲やB面に優れた名曲が多くありました。
河合その子の「恋のチャプターA to Z」。
これはおニャン子がユニゾンでAメロ歌った後、
Bメロで河合が猫なで声で独唱する所がカタルシス。
ゆうゆ&渡辺美奈代の「割ってしまった卵」。
可愛いアイドルがセリフを交えながら日常の些細なことを歌うという、
所謂「萌え」の元祖。ライヴが凄く可愛い。
渡辺美奈代は私の永遠のアイドルですが、
一番好きだったのは「アマリリス」。
「夕ニャン」でこのきれいなバラードに、
野郎どもが「まって、まって」でダミ声を上げるのが、
また何とも言えない味になっていました。
美奈代は名曲が多いです。
「TOO ADULT」はもちろんのこと
(友人が「歌詞のBダッシュ」はスーパー・マリオの「Bダッシュ」ではないと解説していた)
「瞳に約束」も良かったですね。
ミドル・テンポな曲調からサビの部分スローになる所、
「みなよー!」と野郎どもが声をあげる所がお約束。
メロディーはたいしたことないですが「雪の帰り道」も美奈代が歌うと何とも幻想的でした。
「うしろゆびさされ組」も良かったですね。
一番好きだったのは「かしこ」。
このアップテンポな曲、かの「ミュージック・マガジン」で、
歌謡曲部門年間ランキングにランクインして嬉しかったです。
「夕ニャン」では他の皆が次々にアップになって飛んでいって、
電車のおおちゃの前で歌うシーンが印象的でした。
「バナナの涙」もあっけらんかんとした能天気なポップス。
美奈代とうしろゆびにアイドル歌謡の真髄があったと確信しています。
今、コニー・フランシスやビーチ・ボーイスが好きなのも、
この思春期のころがあってからこそだと思っています。
買取に関しては、もう少し古い所、昭和30年代から昭和50年代前半の
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