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1970年代のアイドル、アグネス・ラムの雑誌、写真集、
エルヴィス・プレスリーのCD、写真集、
1970年代の吉田拓郎、はっぴいえんど、矢沢永吉等が掲載のギター雑誌「ヤング・ギター」、
1970年代の「ラジオの製作」「初歩のラジオ」「模型とラジオ」。
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ところで忙しい日々を掻い潜りながらも一気に読破した一冊があります。
「1985年のクラッシュ・ギャルズ」。
作者の柳澤健さんは「1976年のアントニオ猪木」が話題となりました。
「文芸春秋」や「Number」出身だけに、
さすがの文章力と構成力で読者を引きつける。
しかしながら私は氏の「1976年のアントニオ猪木」は読んでいない。
作者の着眼した「1976年の猪木」。
落とし所はノンフィクション作家として一流だが、
真のプロレス・ファンとは思えない。
アントニオ猪木は40年以上も前の過去など振り向かない。
いまだに、世間とプロレスし続ける現役レスラーだ。
アリ戦等単なる通過点に過ぎない。
今さら感と裏話。
当時、真剣に猪木を応援していた子供の私にとって、
文献や取材で調べた所で、だから何なの?
熱が違う。
ルポライターに何が分かるのか。
手には取るがどうにもレジには進めない。
そこで、全く思い入れのない、クラッシュ・ギャルズを購入。
今度の新しく、美味しそうなネタは、
狂気渦巻き、深い闇で覆われた村社会、女子プロレス。
柳沢氏はターゲットを定めた。
これをどう料理する?
ルポライターは我々のようなマニアに配慮してか、
今回は当時の狂信的クラッシュ親衛隊を登場させた。
80年代のクラッシュ解散・引退までは話としては美しい。
ただ90年代以降にもかなりのページを割いている。
ここから先がどうにも重苦しい。
作者にとって元々思い入れは薄い。
ただ、ルポライターの性なのか、取材を続けていく中、彼女達にのめり込み、
わざわざ、一時代を築いたヒロインに勝手に光を当てている。
90年代以降も頑張った長与と飛鳥。
人間ドラマとしては正解だが、
1970年代後半からずっとプロレスを見続けた私には、
作者のチグハグな心情に相容ることができない。
そう言えば雑誌「Number」も格闘技ブームが終わった後、
特集が全く組まれない。
ライターの心情ありきの評論はどうにも相性が悪い。
やっぱりスポーツも芸能も音楽もリアル・タイムが一番。
ということで、昭和の古雑誌、日本全国、宅配買取、福岡、出張買取致します。