福岡代表も決まっていよいよ甲子園も開幕近し。
今年は２年連続九州国際大学付属高校です。
去年に比べて小粒ですが強力打線は健在で、
3人の投手と粘り強さ、新監督の采配とで好成績を残すのではと期待しています。
毎年のようにこのシーズン、ブログでテーマを決めてベスト5なんか選んでます。
「応援歌」「名勝負」「過去の福岡代表の強力チーム」など。
今年は何にしようかと考えましたが、
「印象に残った好投手」をテーマに考えてみました。
古くから行くと、まずは「宮崎代表 都城高校 田口竜二」。
あのPL学園KKコンビと互角の勝負をした大型左腕ピッチャー。
春の大会、外野手の落球エラーがあまりにも印象的でした。
夏リベンジに燃えるもPLに大敗。
あの年は田口vsKKがテーマでした。
PL学園KKとの対戦と言えば、3年時の本格派「高知代表 高知商業 中山裕章」。
後に、大洋ホエールズ、中日ドラゴンズで活躍しました。
西田がいた「逆転のPLの」以来、高知商とPL学園は因縁深い同士です。
しかしながらこの大投手もPLに負けてしまいました。
KK時代のPLばかりになりますが、これを抑えたのはセンバツですが
同じ高知の「高知代表 伊野商 渡辺智男」。
眼鏡の真面目青年ふうなのに、とにかく速い。
春のみだったので、強く印象に残らなかったのは残念です。
確か夏は怪我していたと思います（中山の高知商に負けた）。
プロでは西武で大活躍でしたが、
我が地元福岡ダイエー・ホークスに移籍後は活躍できませんでした。
僕が最も素晴らしいと思ったのが「東東京代表 東亜学園 川島堅」。
彼の投球に江川卓のようなカタルシスを感じました。
とにかく完璧でした。
実際「甲子園史上最も美しいフォームの投手」なる本も出しています。
「こんなピッチャーは打てない」と相手監督がとにかく脱帽していたのが印象的です。
「福岡代表 福岡第一 前田幸長」。
とにかくカーブが縦に落ちまくる（ナックル？）
それでいて140キロ越えのキレのあるストレート。
細い体ながらいきなりプロでロッテのエースになるほどキレていたということ。
ちなみに僕の同級生（違う高校ですが）。
当時のキャプテンが同じ電車に乗っていて、女子に囲まれてました。
ふと、今日、新聞読んで思ったのが、
同大会で福岡第一のスラッガーだった山之内は、
同じ大会のライバル谷繁（島根代表 江の川）の
昨日達成された日本新記録（出場試合）をどう思ったのだろう。
試合では山之内に軍配が上がったのだが。
あれから26年。つい最近だったような気がする。
同時期（少し前だが）活躍した「伊良部秀輝（香川代表 尽誠学園）」は故人となってしまった。
並みいる当時の速球派（芝草、川島、上原、江口、橋本、野村、島田）の中で
一番速かったのが伊良部。
最近、伊良部の本が出ていた。
非常に我が強いのに、繊細で、自殺してしまった彼の人間性が描かれ、
とても興味深かった。
マスコミに嫌われたていたのか、
高校当時の報道でもあまり騒がれていなかった。
昭和の高校野球の雑誌、報知高校野球や週刊ベースボール増刊など、
福岡、出張買取、日本全国、宅配買取致します。
