神奈川県から堀内誠一が編集した時代の1970年代初期の「an・an アンアン」を買取ました。
相変わらず素晴らしいレイアウトと写真とファッション。
ただ、昔と比較すると売れなくなったのも事実です。
2016年現在の30代や40代は「1970年代」は古すぎて「1980年代」が懐かしい時代。
しかしながら、堀内誠一の「an・an アンアン」を読むと幸せな気持ちになります。
お気に入りは秋川リサ。
モデルだけにスタイル抜群ですが、
丸顔で愛らしく、親しみやすい。
最先端のファッションを着ていても、
読者の手が届くような存在が画期的だったのでは。
立川ユリはリサと違うアンニュイな雰囲気を作り上げ、
幻想的な立木三朗の写真は唯一無二。
それからフランス人の可愛いベロちゃん。
彼女ら3人のキャラクターを誌面で遊ばせ、
自由な空気が充満している。
今までのような(今も存在しない)マニュアル的なものではないファッション雑誌。
前衛的でいて遊び心満載。
雑誌とは一過性であり、捨てられるもの。
堀内誠一の「an・an アンアン」
お売り下さったお客様は何十年も保管されていて、
人生に影響を与えた雑誌と仰ってました。
私にとっては中村とうようが編集長だった「ニュー・ミュージック・マガジン」。
リアル・タイムではないですが、
バックナンバーを隅から隅まで読みました。
元々、雑誌の編集者になりたかった私は、
今、ホーム・ページのデザインや編集、ブログがとても楽しい。
ぜひ、もっと面白い雑誌を買取して、紹介していきたいと思います。
日本全国や福岡から古い雑誌を買取しています。
皆様の思い入れのある専門雑誌をぜひ、紹介ください。