昨日購入したのは金田一春彦 著「童謡・唱歌の世界」。
もちろんだまだ未読なのですが。
ブルース、パンク、ヒップホップなんて聞くのも良し。
ジャズやロックを研究するのも良し。
童謡、唱歌を聞くのも良しなのだ。
普段、車では子供が小さいため、童謡、唱歌を聞く。
好きな歌も多い。
権藤花代/下総皖一「たなばたさま」
三木露風/山田耕筰「赤とんぼ」
鶴見正夫/湯山昭「あめふりくまのこ」
佐藤義美/服部公一「アイスクリームのうた」
まど・みちお/團伊玖磨「ぞうさん」
高野辰之/岡野貞一「もみじ」
文部省唱歌 作詞・作曲不詳「むしのこえ」
童謡や唱歌なんて音楽教育のために、素直に歌うよう、
クラシックの大先生たちが作っているのに、
大人向けに作られ、ヒットしてしまう昨今。
出来の良し悪しではなく、あざとさが嫌だ。
プロ歌手の歌唱+α(郷愁)を売り物にされた曲を聞くぐらいなら、
子供向けにしっかりプロデュースされ(安易なものは駄目)、
アレンジが素直なもので十分だ。
(よくあるのが大人にも媚びようと、
ボサノヴァやジャズ、ダンス・ミュージックなどにアレンジして、
曲を台無しにする奴。嫌悪を覚える。)
童謡はわずか1〜2分サビのみ(Aメロ)のみで作られており
今風で言うと「キャッチー」であり、
短さはパンク・ミュージックどころではない。
雑誌「赤い鳥」なども含め、童謡・唱歌とその周辺を調べていくと、
日本ポピュラー音楽のクラシックや日本近代詩からの影響も表出しそうで、
読むのがとても楽しみです。
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