毎月、個人でも大量の本を購入しているが、
なかなか読む暇がない。
改めて、一日が終わり、
夕食後、椅子に座って、いつの間にやら夢の中。
先日も近藤正高 著「タモリと戦後ニッポン」
なる本を読もうとしたが、
導入部分で眠り落ちてしまったため、
昨日は思い切って、途中から読み始めた。
この手の評論は各時代でエピソードが完結してるため、
小説と違い、途中から読んでも内容が分かる。
いざ、読まん!と1ページから丹念に読むより、
興味がある所から読み始める方が面白いことに気づいた。
作者の近藤正高氏は年配の方だと思っていたら、意外に若い。
私より年下なので、初期タモリの世代ではないので、
アングラ趣向な存在だったのが意外だったらしい。
最近、若い人の「タモリ論」が多い。
アングラ芸と「いいとも」時代の格差をミステリアスに思い、
さらに周辺インテリ文化をも巻き込んでいるため、
研究対象として面白いはずがない。
私はギリギリ「アングラ」時代のタモリを知ってる世代だが、
タモリに惚れ込んだ文化人たちはリアル・タイムではないため、
やはり、その周辺が描かれた「タモリ本」には思わず手が出る。
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