先日、再び福津市から昭和のゴジラやウルトラマンの怪獣ノートの
福岡市西区の当店へ持ち込み(店頭)買取がありました。
すっかり常連さんで、また2時間ほど話こんでしまいました。
その時、仰ってたことが、
「映画や音楽、本に触れる時は、十の位を取って観る(読む、聞く)」
となると、私は5歳の感受性で物事に接することとなります。
かっこつけで、好きな音楽や映画、本を紹介したことなどはありませんが、
純粋に子供のころから、何度も読んだ本を、
先週一週間風邪で寝込んでいたとき、10冊考えてみました。
「プロレス大研究」
田鶴浜弘がプロレスの歴史をパンクラチオンから振り返る。
「ガス灯時代」「グレート・ガマ」など、
ルー・テーズ以前の全く未知の世界が印象的。
「東宝特撮映画全史」
子供のころ買うには濃すぎる怪獣本。
ゴジラを含むマイナーどころから戦争映画まで網羅した豪華本。
巻末に俳優名鑑が載っている。これがが楽しかった。
「スーパー・ロック・ギタリスト」
ロックを聴き始めたころに最初に買った音楽本。
リッチー・ブラックモアにハマっていて、
彼以外の優れたギタリストを探そうと購入。
名鑑的な作りが私好みだった。
「フレッド・アステア (デラックスカラーシネアルバム)」
まだ簡単にアステア映画が観れない時代に、
豊富なカラー写真によるマイナー作品の紹介や
レコード・ジャケットにときめく。
「ブライアン・ウィルソン自叙伝」
ダウナーな気分を落ち着かせる天才の名著。
音楽も天才ながら文才も凄まじい。
「夢の砦 上下巻 小林信彦」
何か新しいことをやってみたいと希望に満ち溢れている時に、
挫折を味わったら、この「元祖おたく」小林信彦の私小説は励みになる。
ブライアン自叙伝と共に仕事がうまくいかなかったころの愛読書。
「雑音だらけのラヴ・ソング 中村とうよう」
ロック評論の第一人者が音楽と世間をこれでもかとばかり斬りまくる。
痛快でいて、理路整然とした、とうよう節に惚れ込んだ(4冊発刊)。
「談志楽屋噺 立川談志」
毒舌でMGMミュージカルを愛する談志が芸能仲間を紹介していく。
現場で間近で見て、芸事マニアで、喋りの最高峰が、芸を語って面白くないわけがない。
「ワークス・オブ・エルヴィス」
エルヴィス・プレスリーの曲全てを解説した究極のデータ本。
これを片手にエルヴィスを聞くのがここ10年以上続いています。
おかげで状態はボロボロです。
「定本 気分は歌謡曲 近田春夫」
1に感覚、2に分析、この「近田式音楽のススメ」。
音楽の接し方に影響を受けた一人です。
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