大野城市でツアー・パンフレットの出張買取がありました。
主に1970年代のロックですが、
人気あるのはレインボー。
私が最初に買った洋楽のレコードはレインボーの「バビロンの城門」。
これの「キル・ザ・キング」の所謂、三頭政治、
リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムス・ディオ、コージー・パウエル
パワフルな演奏に心底感動しました。
最近読んだロック評論家、相倉久人の「70年代ロック&ポップス教養講座」によると、
ジャズ評論家からロック評論家に変化した理由がこう書かれていた。
「単純にディープ・パープルのライヴにやられた」。
平岡正明と共に日本のジャズを筆とマイクでアジっていた、
理論派の意見には誰も納得しなかったらしい。
その後、相倉のロック評論を読んでも「転向」の意図を評論から読み取るのは難しいが、
「70年代ジャズ」に死亡宣告した相倉は、
パープルのライヴに「現在生きてる」ものを察知して、
本来ジャズにあった「現在を生きる」姿が見出せなくなったのだ。
音楽に興味があっても、ビジュアルに興味を抱くことないが、
ふとした瞬間、ツアー・パンフや雑誌のロック・アーティストに目を奪われる。
それがエルヴィス・プレスリーだったり、リッチー・ブラックモアであり、
特に若くギラギラとした瞬間に撮られたものだったりする。
私が古い雑誌や音楽に惹かれるのは、当時の生々しさをリアルに体験したいからであり、
それが戦前であろうと2016年の今であろうと、
同じ強いインパクトを与えてくれる。
古本、雑誌、ツアー・パンフ、ツアー・グッズ、ファンクラブ会報、
当時のリアルな風俗、文化を追体験してくれるもの、
音楽、映画、ファッション、芸能・アイドル、スポーツなど、
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