「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」。
文体が合わないだけで、面白くないわけはない。
そこで木村の映像をYouTubeで探すことに。
今まで見た木村は無残ににも力道山に殴り倒されるところ。
ショート・タイツ姿は弱々しく見えた。
エリオ・グレイシーの一戦。
何十年も昔にこんな戦いをしているのが凄いし、
力強さが伝わるも、道着姿のVTを見慣れた今、
いまいちピンと来ない。
それをリアリティに人間的なものも含め、
「この人は強い」と思わせる映像が、なんと俳優として。
「柔道一直線」に出演したシーン。
こんな顔で体で目つきで喋りで弱いわけがない。
このシーンのようにまるで岩石だ。
これ見て、実際ガチで力道山が勝てたどうか、
作者の増田俊也とは逆に思えてきた。
ちなみに当時、力道山vs木村政彦をリアルにラジオで聞いたうちの親父は
「関脇ごときに、最強の柔道家、木村に勝てるはずがない」。
巷の予想も含め、実際、木村有利だったとか。
今の知名度からすると信じられない。
これに対する反論が増田氏のこの本だったのだが…。
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