今月のミュージック・マガジンで、
「1990年代の邦楽ベスト100」が発表されました。
一位は小沢健二の「ライフ」。
これは発売前に全曲ラジオでオンエアされ、
録音したカセットテープを何十回と聞いたほど、
衝撃を受けたアルバムでした。
堂々の一位!とても嬉しい!
昨年、ミュージック・マガジン「2010年代の邦楽ベスト100」
も発表されてました。
私が推していたのは二階堂和美の「にじみ」。
惜しくも2位!
二階堂和美は2000年代、
日本が生んだ最高のミュージシャンだと思います。
彼女を言い表す言葉が見つからない。
一言で言えば「天才シェフ」。
食材選び、調理、盛り付け、
二階堂和美にしか出せない至上の味。
珍味とも言えますし、苦手な人は駄目でしょうが、
好きな人にはとことんクセになる味です。
そんな二階堂和美の最高傑作が「にじみ」。
未聴のかたは、ぜひ「にじみ」を聞いてみてください!
さらに、この二人が絶賛し、
起用したピアニストが、
私が、現在、最も敬愛する
ジャズ・ピアニスト、渋谷毅!
最強の面子が揃う渋谷毅オーケストラのバンマスから、
ピアノ・ソロ、あらゆるセッションで際立つ存在感。
日本ジャズ界の至宝です。
作曲家・編曲家としても有名で、
坂本九の「見上げてごらん夜の星を」の編曲から、
「おかあさんといっしょ」の数々の名曲まで
(代表的なものには体操のうた「あ・い・うー」や
今年の6月のうた「おしゃれフルーツ」)。
渋谷毅の素晴らしい演奏を、
手取り早く、安く、入手するには、
小沢健二「球体の奏でる音楽」。
ブックオフで、250円で売っています。
ベース、故 川端民生との最高のアンサンブル、
日本最高峰のジャズ・ピアノをぜひ、ご堪能下さい!
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