奇しくもザ・ピーナッツと永六輔、
昭和を代表する音楽家と、テレビ黎明期の立役者
お二人がお亡くなりになりました…。
ザ・ピーナッツは解散していましたが、
永六輔さんは見てました。
タモリも出ていたNHKの「テレビファソラシド」。
これが永さん最後の司会であり、
歌あり、ギャグあり、教養ありの最後の「テレビ・ショー」だと思います。
子供ながら、永さんの仕切りと独特の口調に、
ある種の格式の高さを感じました。
プロデューサーは「夢であいましょう」の末盛憲彦。
やっぱり昭和の「テレビ・ショー」のラストでしょう。
私はギリギリ間に合った最後の世代でしょうか(昭和46年生まれ)。
作詞家としては「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」かな。
タイトルも歌詞もキャッチーなんです。
思わず口ずさみたくなる。
作曲はいずれも中村八大。
いずみたくの楽曲にも多くを提供している。
話はそれるが、いずみたくは最近気になる作曲家です。
敬愛する渋谷毅氏もいずみたく門下。
いずれ、研究したい。
憧れの大人、昭和の大人たちが次々に去っていくのは寂しい。
個人的にテレビに期待できうる最後のタレントは「とんねるず」ぐらい。
井原高忠が名付け親であるところもあるが、
きちんと筋の通ったしたテレビ・バラエティを作ってるのは、
この二人だけではないでしょうか。
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