デューク・エリントンの本を図書館で借りた。
一冊は伝記。もう一冊はピーター・ガモンド著作による評論本。
伝記は濃い内容で、各ソロ奏者の印象が(もちろん本人なので)とても詳しく書かれており、
エリントンをもっと聞いて、
聞き倒した上で、読むべきかなと。
あるいは、エリントンを聞きながら、
手元に置いておきたい一冊。
ピーター・ガモンドはクラシック畑なのかな。
クラシックとの対比が多くて、イマイチ入り込めない。
いずれにせよ、エリントン駆け出しの身が、
図書館で借りてきた期間に読むにはきつい。
柴田浩一「デューク・エリントン」は図書館には置いていなかったが、
高額なので、とりあえず、立ち読みして考えてみよう。
氏は日本随一のエリントン・コレクターだけに、期待大。
野口久光、瀬川昌久、私の好きな二人に、
エリントン論を書いて欲しかった。
野口さんの「私の愛した音楽・映画・舞台」は
「レコード・コレクターズ」の連載部分を集めたもので、
特にエリントン論的な話ではない。
瀬川さんはまだ書けるか。
「瀬川昌久自選著作集1954-2014」に
エリントンのページはほとんど割かれていない。
あまりにもレコード、録音が多すぎて、約50年にわたる歴史を理解するのは
相当時間がかかりそう。
今は、とにかくつまみ食いして、自分に合ったかっこいい録音を探している。
とりあえず柴田浩一氏の本への期待と、
自伝の再販を望む。
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