最近、再び戦前、戦後のポピュラー・ボーカルにはまってる。
そこで、文献だが、この手の本はとても少ない。
参考にしてる本を紹介。
野口久光「私の愛した音楽・映画・舞台」。
これが一番面白い。
特に前半の「ジャズの映画」と後半の「トーチ・シンガー」「クルーナー」は参考になる。
一昨年発売された「ジャズ・ダンディズム」も絶版になるようなので、
そろそろ購入しないと。
「瀬川昌久自選著作集1954-2014: チャーリー・パーカーとビッグ・バンドと私」
「音楽を聴く」片岡義男
この2冊は野口氏と同じようなスタンスで音楽の魅力を記しているので、
直接、ポピュラー・ボーカルに関して書いているわけではないが、
ポピュラー・ミュージックへの接しかたに愛を感じる。
戦後の音楽文化を知りたい方はぜひ。
中村とうよう「アメリカン・ミュージックの原点」。
これは本というより、CDオーディオ・ブックなのだが、
これほど日本でSP時代のポピュラー・ボーカルを記したものはない。
独自のとうよう節に好き嫌いは別れるかもしれないが、
音源、解説、共に参考になる。
音楽ではないが双葉十三郎の映画本「ミュージカル洋画ぼくの500本」も、
何かしら当時のポピュラー音楽を聴く際の参考になる。
色々、探しているが、これくらいしか見つからない。
売れるようなものではないので、仕方がない。
それ以前に、この時代を知ってる人は、
ほぼ鬼籍に入られている。
中村とうよう編集長時代の
「レコード・コレクターズ」を全冊復刻してほしい。
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