大野城市の福岡古書組合市での仕入れです。
昭和30年代頃の新東宝映画や市川雷蔵等の時代劇ポスター、
アニメ雑誌、アンディ・ウォーホル等のアート写真集等です。
「新東宝」。マニアにはたまらないのではないでしょうか。
「スーパージャイアンツ」「明治天皇と日露大戦争」、
エログロ、ホラー、コメディ、歌謡映画…
個人的に東宝の「変身人間シリーズ」や「血を吸うシリーズ」までは興味を持って見ましたが、
「新東宝」関連まではいけませんでした。
現在ではDVDが廉価で発売されていますが
エログロ以前の歌もの、喜劇中心のようです。
当時のアチャラカスターや有名ジャズ・バンド総出演の「青春ジャズ娘」なる作品のみ所有していますが、
やはりこの手のB級はなかなか二度観ようとは思わず、感想書けないのが辛い。
森繁久彌の新東宝時代の喜劇なんかどんなものなのでしょう…。
YouTube等で予告編が多く見れますが、
この辺のB級、C級作品は予告編で十分事足り得ることが多いです。
30年前ぐらいに1作品1万円以上とビデオが高価だったころ、
「怪獣グラフィティー」なる東宝特撮映画の予告編をまとめたビデオが低価格で販売されました。
「宇宙大怪獣ドゴラ」「キンングコングの逆襲」「フランケンシュタイン対バラゴン」なんて、
当時、なかなか見れない作品がダイジェストでも見れたのは嬉しかったです。
1作品3分程にまとめられた予告編は、伊福部昭の音楽プロモ映像のようで、
映像面、音楽面の両面から考えてみても、非常に優れたソフトだったと思います。
ぜひ、これらの予告編集、東宝のサラリーマン喜劇ものや新東宝の大蔵貢ものなんかでも
発売してほしいものです。まあ、今ほぼパソコンで観れる時代ですので、特に必要ないのかな。