先日、立川談志の映画レビューを集めた本を読みました。
談志がこの中で、
「かっこうつけてフレッド・アアステが良い!と言ってたけど、
どちらかと言うとジーン・ケリーやドナルド・オコーナーのような体育会系が良い」とか
「バンド・ワゴンでのアステアはよく分からなかった。
イースター・パレードでのアステアは多少分かった」。
さらに「お熱いのがお好き、最近見たけど多少ボケてたな」
とか同感することいっぱいでした。
私の中での「理想のアステア像」は「キザな不良親父」。
お気に入りは後期アステア三部作とも言える、
「パリの恋人」「絹の靴下」「あしながおじさん」
この3本、いずれも若い女に手を出す金持ちのちょいワル親父。
「踊れるジロー・ラモ」。
あと「お熱いのがお好き」でお馴染みのビリー・ワイルダー、
この人面白いのだけど、ゴテゴテしてる。
この人の師匠が「エルンスト・ルビッチ」。
ルビッチ観たら、ワイルダーが「イモ」に見える。
女優の使い方が抜群で、
特にチャキチャキの都会派女優を撮らせたら、
80年前の映画なのに、キュートでコケティッシュで小悪魔。
「極楽特急」でのミリアム・ホプキンス、
「街角」でのマーガレット・サラヴァン、
とにかく女優陣が私好み。
彼女達のブロマイドやポスターなんてあったら欲しいと思わせる、
アールデコ調なモノクロ写真にときめきます。
どなたか、こんな古い映画グッズ売って下さい!
ただ、あんまし売れない(特にブロマイド)。
ポスターは売れる。あったらせひ、欲しい!
戦前の映画ポスター(邦画、洋画問わず)、
アール・デコやアールヌーヴォーのポスター、
ロシア・アヴァンギャルド、シュルレアリズム、ダダイズム、
アート・ポスター、日本全国、宅配買取、福岡、出張買取致します。