昨日テレ朝CSで長州力特集やってた。
夜中ながら大興奮。
全盛期の動きが凄い。
スピード、パワー、スタミナ、テクニック、
「心技体」全てが揃っている。
無尽蔵に動き回り、
抱え投げやら、片足取りからのダウンなど、
アマレス式で、理にかない、
オリンピック代表ならではの自然な流れに、
殴る、蹴る、合体殺法など、プロレス流の派手な技で盛り上げる。
猪木の言う「闘い」がそこにはある。
長州が生んだ「ハイスパ」こそ、
アマレス関係者が見ても納得出来るだろうプロレスで、
UWFより実戦的で「プロ・レスリング」である。
オールド・レスラーやらアメリカン・プロレス実践派が何と言おうと、
歓声を一身に浴び、みなぎる自信とコンディションに満ち溢れた長州の
「俺が一番、文句を言うな」的オーラが凄まじく、
全日後年、アメリカのベテランばかり当てられちゃ不満も溜まるだろうし、
やり場のない怒りは新日にUターンした気持ちもよくわかる。
若さ所以で突っ走った革命戦士は馬場の老獪さにいなされたのだ。
この一連のムーヴを継承できる人間はいなかった。
晩年「WJプロレス」で理想のプロレスを築こうと試みたものも挫折。
結局、リング上で無尽蔵に暴れた20代から30代前半がピークだったことが、
生粋のアスリートであったことを証明している。
永遠のライバル、藤波も同様。
彼の運動神経あってこそ、長州が活きた。
タイガー・マスクしかり、
あの頃のブームは若きアスリート達が無垢に闘った結果であり、
「プロレス」が今のテニスやスケートを観る感覚で
純粋に「スポーツ」として熱くなり、
今、錦織圭や浅田真央に熱狂する感覚と同じだった。
これは猪木が常時口にする「世間を振り向かせる」ことに成功した例で、
猪木の口から出た、自分の認めるレスラーが「長州と佐山」だったことに、
猪木理想のプロレスはに1980年代前半完成されていたのだ。
しかしながら当の本人はそれをも気に止めず、
事業や選挙に出ていくところが規格外、
「一寸先はハプニング」、猪木の魅力たる所以だ。
結局は猪木の話で終わった。
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